アルバイト暮らしの不安

正社員になれず仕方なくフリーターになっている人はもちろん、
好きでアルバイト暮らしを続けている人も、多かれ少なかれ不安を抱えています。

 

アルバイト暮らしの不安は?と問えば、真っ先に来るのが解雇への不安。
どうしたって正社員よりもアルバイトの方が首を切られやすいものです。
雇用保険の適用はアルバイトには雇う側が及び腰になっていることが多く、フリーターはクビそのものへの不安と同様、クビになった後の不安も拭えません。

 

現在の生活、将来への不安もアルバイト暮らしには付きまといます。
日々暮らすだけなら困らないが貯金がない。
病気やけがでアルバイトを休めばその分きっかり収入が減る、長引けばクビもある。
今はよくても一生アルバイト暮らしでは結婚もままならないのでは?などなど……。

 

さまざまな不安がつきもののアルバイト暮らしから逃れようとしても、中々逃れられずに不安を覚える人もいます。
早く正社員になりたいのに仕事が見つからない不安。

 

自分に合った仕事を見つけたいのに、いくらアルバイトを転々としても見つからない不安。
夢を追いながらアルバイトをしているが、その夢が叶うかどうかわからない不安。
……結果生まれるいつまでもアルバイトのままでいいのか?という不安。
不安が不安を呼ぶ不安スパイラルです。

 

なんだか暗い話ばかりしてしまいました。これを読んでいるあなたも不安になってしまったかもしれません……。
でも、アルバイト暮らしを続けながらも不安はない、または不安を吹っ飛ばすほどのエネルギーを持っている人たちがいます。

 

「不安はあるが、フリーターだから不安なわけではない」と言い切るクールな人。
確かに今の世の中じゃ、フリーターだろうが正社員だろうが社長だろうが専業主婦だろうが不安のない人なんていないのかもしれません。
企業のリストラや倒産の話だってもう全然珍しくないのですから。

 

ただ不安だと口に出すより、その不安としっかり向き合い、立ち向かう心意気が大切なのかもしれませんね。

 

「不安?ナイナイ!だって夢を追いかけてるから!」と目がキラキラしてる人。
そのパワー、いいですね!どうかその目の濁ることがありませんように。

 

「不安はない。誰かがなんとかしてくれる」とのたまう人。これが結構多い。
誰かとは、生活保護だったり、ボランティアだったり、政治家だったりします。

 

そうですね。誰かが助けてくれたらいいですね。あっ、ほら、流れ星ですよ?お願いしたらいいんじゃないですか?

 

 

アルバイト暮らしのいい所

あえてアルバイト暮らしを続けているフリーターも少なくはない今の世の中。
安定した暮らしを捨ててまで続けているフリーターのいい所とはなんなのでしょう?

 

一度入社してしまえばよほどのことがない限り今の仕事を続けるしかない正社員に比べ、アルバイトを転々として自分に合った仕事を見つけられるのがフリーターの大きなメリット。
水の上の飛び石を軽やかに渡りながら向こう岸に向かう感じですね。

 

その飛び石ごとに仕事があり、人がいて、一つの大きな島にいるだけでは経験できないこと、出会えない人がたくさん。
そういったものに触れて自分を知り、本当に自分に合った仕事を見つけれられれば素敵です。
これは確かに、アルバイト暮らしを続ける理由としては十分ですよね。

 

お金がなくても自由がある、これもフリーターの魅力。
空いた時間に好きなことができるのは人間として最低限のことだと思いますが、正社員になると仕事に忙殺されてしまうこともあります。
それに比べてフリーターは働く時間も正社員より短い場合が多いですし、残業はアルバイトにはさせないという企業も。

 

結果、フリーターは正社員よりも自由な時間が多くなります。
お金よりも時間が好きな人の方がフリーターには多いのかもしれませんね。

 

逆に働けば働いただけ収入が増えるのもフリーターの利点です。
アルバイトはサービス残業なんてしませんから。(する人もいるかもしれませんが……)
お金が欲しいなら働けばいい、このシンプルな考えでアルバイトを2つ3つと掛け持ちするフリーターもいます。

 

世間から悪のように言われることもありますが、フリーターにだっていい所はたくさんあります。
ただし、勘違いしている人もチラホラいるわけです。

 

「アルバイトだから責任がない」「アルバイトだからイヤになったらすぐやめられる」
こう考えている人は、本当に“自分に合った仕事”とやらに出合えてもすぐにやめてしまうのでは?
「辛いから自分に合ってない」「本当に向いている仕事はこれじゃないんだ」などと夢を見て、いつまでもアルバイト暮らしから抜けられない人もいます。
こんな考えの人がアルバイトをふらふら転々としているのは、真面目なアルバイトにとってはなはだ迷惑なものです。

 

同様に、アルバイトは“社会的”な責任がなくて楽、という考えの人も少なくありません。
そんなこともないんですけどね。
アルバイトだって保険も年金も税金も払わなくてはならないことをお忘れなく。